当センター(愛称「黄色いりんご」)は、活動のテーマを「少子高齢化社会に先駆けた福祉のまちづくり」として、平成8年3月に豊平区として最初に設立されました。 開設はしたものの、活動の事例など参考にできるものも少なく、「魅力ある街づくり」と「福祉のまち推進センター」の整合をどう取っていくか悩みました。推進員の皆さんと毎月の会議で、方向を見出し、研修を重ねて地域にPRしながらの活動は、大きく分けて、日常見守り・介護予防・子育て支援・地域交流・研修・広報活動を通して幅広い活動を展開しています。 介護保険の改正で介護予防が重点化され、行政だけでは足りない部分を地域ネットワークで見守ることが必要になっております。美園地区の開設時の高齢化率12.8%から年々高齢化が進んでおりますが、80歳以上の「敬老の日祝い品」は町内会連合会、民生・児童委員のご協力で配布することができ、「見守りふれあいカード」の見直しや「引きこもり予防」等にたいへん役立っています。 各団体との交流事業「みそのワッ・輪・和のつどい」「はつらついっぽ会」「餅つき交流会」「小中学生の年賀状」等は、毎年心待ちにしている事業として定着してきました。 地域の皆さんの通報で緊急事態も大事に至らないで解決できた事例も増えています。ご協力いただきました皆さんに感謝申し上げ、今後もますます住民同士の連携や協力を深めながら、人と人とのふれあいを大切にした地域づくりを進めて行くことが大切だと思います。
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