当分団は、昭和48年、美園地区の人口増加、建築戸数の増加に伴い、地域住民の防火・防災意識の高揚から消防団組織設立の機運が高まり、当時の月寒分団から分かれて発足したのが始まりです。消防団の使命は地域住民の生命・財産を火災、災害からの防護と防災等の啓蒙活動です。
発足当時は、美園地区でも多くの火災があり、多数の建物が被害に遭ったと聞いております。私は平成2年に入団しましたが、その間でも国内では大きな災害が発生しており、阪神淡路大震災、東日本大震災など多くの人が犠牲となりました。特に記憶に新しいところでは平成30年秋の台風21号の暴風雨被害、そして翌日に北海道胆振東部地震が発生しブラックアウトとなりました。消防団としても2日連続で初期対応の為、美園出張所に詰めて待機をし続けたのが思い出されます。
昨今、全国的に消防団員数が減少傾向にあります。当分団でも例外ではなく、女性団員、学生団員もおりますが定数まで満たないのが現状であります。是非とも興味のある方はお声を頂ければ幸いです。
いずれにせよ、美園地区が安心・安全して過ごせるよう日々研鑽に励み活動させて頂きますので、今後とも宜しくお願いいたします。
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